服部平次

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服部平次（はっとりへいじ）は、青山剛昌作の漫画、テレビアニメ・テレビドラマ『名探偵コナン』に登場する人物。

[編集] 概要

私立改方学園高等部2年。推理力では同い年の工藤新一に引けを取らず、西の高校生探偵（よく「東の工藤、西の服部」と並び称される）と称されるが、彼より熱血漢なところがあるため、多少冷静さに欠けているところもありコナンのことを何度も「工藤」といってしまうこともあるが裏を返せば、度胸に関しては時に新一を上回るということでもある。名前の由来は、銭形平次と工藤俊作の味方の服部刑事。

[編集] 人物像

新一にライバル心を抱き、何度か推理対決を持ちかけたが、とある事件で「コナン＝新一」と見抜いた。それ以来コナンの親友となり、憎まれ口を叩きながらも助け合う仲に。また、幼馴染の遠山和葉とは両想いだが、新一と蘭同様、素直になれない仲でもある。最初は「新一と自分、どっちが上か」にこだわっていたが、新一の「バーロ･･･推理に勝ったも負けたも、上も下もねーよ。真実はいつも・・・たった一つしかーねんだからな・・・」の言葉で考えが変わった様子。

父・服部平蔵が大阪府警本部長であるためか、顔馴染の大滝警部などから捜査情報をこっそり教えてもらうことも。剣道の腕は父親譲りで、大阪府警の豪傑相手にも勝利している（ちなみに作者の特技でもある）。自動二輪免許を持っている。色黒は祖父からの隔世遺伝らしい。英語が堪能。演じている声優本人が元々同時通訳できるほど英語が上手なため、自然と彼自身も発音が非常に良いことになる。

[編集] その他

劇場版では既に普通自動二輪車を1台購入しており、白馬探との面識があったが（但しキッドの変装）、原作版ではそれがなかったことになっているために、劇場版はアニメ映画ではほぼお約束の原作とは別のパラレルワールドとして描かれていることがいくつか確認できる場面が存在する。(しかし、蜘蛛屋敷に和葉と赴く際はバイクにタンデムだった。)

初恋の人物は映画「迷宮の十字路」曰く幼馴染で密かに思っている和葉。

一度、新一が来るかもしれないと思いホームズフリークのツアーに行った際、『ホームズよりエラリィ・クイーンの方が好き』と言った（実際は他のツアーメンバーに睨まれて途中で意見を変えたが）。