明宝ハム
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明宝ハム(めいほうはむ)は、岐阜県郡上市明宝気良47-3にある第3セクター明宝特産物加工株式会社の通称であり、この会社で生産されているハムである。
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[編集] 明宝ハムの特徴
国産豚肉100%使用し、添加物や保存料を極力使用していないプレスハムである。現在はスモークドハムやソーセージ等もある。
[編集] 歴史
- 1953年(昭和28年)、畜産振興と山間地の食改善を目的として、岐阜県郡上郡奥明方村(後の明方村→明宝村、現郡上市)の奥明方農協加工所で明方ハムの名で生産開始。主に郡上郡八幡町(現郡上市)で販売。
- 1980年(昭和55年)、NHKの明るい農村で紹介された事より全国に名が知られる。
- 1986年(昭和61年)、明方ハムへの明方村の補助事業化が決まるが、逆に郡上農協は補助事業を打ち切り、八幡町への工場移設を決定する。明方村はこれに反発する。
- 1988年(昭和63年)、明方村を中心として第3セクター明方特産物加工株式会社を設立し、明宝ハムの生産開始。
- 1992年(平成4年)、明宝の名をさらに普及させる為、村名を明宝村に改名する。また、会社名も明宝特産物加工株式会社に変更する。
[編集] 明宝ハムと明方ハムの違い
現在、明宝ハムと明方ハム(みょうがたはむ)の両方が存在する。歴史でもわかるように、元々は同じ物であった。明方村(後の明宝村、現郡上市)が中心となって展開したのが、明宝特産物加工株式会社が製造する明宝ハムであり、農協(現JA郡上)が中心となって展開したのが、めぐみの農業共同組合食肉加工事業所が製造する明方ハムである。
明宝ハムは全国的に展開されているが、明方ハムは殆どが岐阜県内でしか流通しないという。
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