日本トンデモ本大賞
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日本トンデモ本大賞(にほんとんでもぼんたいしょう)は、日本で前年度に刊行された数多の書物の内でもっともトンデモないもの、すなわち最高のトンデモ本を選んでしまおうという企画である。と学会で選定した数冊のノミネート本のほか、一般投票で候補作として推薦された本のうち、最も多くの票を集めた本が大賞となる。
第1回は1992年に日本SF大会の一コーナーとして行なわれ、第2回以降はこれをきっかけに発足したと学会によって、やはり主に日本SF大会の一部として開催されてきたが、2003年からは同団体主催の独立したイヴェントになっている。
目次 |
[編集] 受賞リスト
- 第1回(1992年) - 川尻徹 『ノストラダムス複合解釈』 ISBN 4195047072、『ノストラダムス戦争黙示』 ISBN 4195045312
- 第2回(1993年) - 三上晃 『植物は警告する』 ISBN 4884812913
- 特別賞 會津信吾&横田順彌 (南沢十七 『緑人の魔都』 復刻の功績により)
- 第3回(1994年) - 小石泉 『悪魔最後の陰謀』 ISBN 4887190131
- 特別賞 大槻義彦教授(超常現象研究を混乱させ、自分も珍妙な理論を発案し広めた功績から)
- 第4回(1995年) - ヤミリ・キリー 『アトランティスのミンダ王女500機のUFO従え「生命の樹」へ』 (桑原啓善監修) ISBN 4795291829
- 第5回(1996年) - 武田了円 『世界の支配者は本当にユダヤか』 ISBN 4887190271
- 第6回(1997年) - 松平龍樹 『発情期 ブルマ検査』 ISBN 4576961764
- 第7回(1998年) - シャーマン武田 『想造結果』 ISBN 4884819446
- 第8回(1999年) - 阿修羅王 『異次元の扉』 ISBN 488629278X
- 特別功労賞 五島勉(1999年7月になったことから)
- 第9回(2000年) - 山下弘道 『大地からの最終警告』 ISBN 4812700116
- 第10回(2001年) - 渓由葵夫 『奇想天外SF兵器』 ISBN 4883173399
- 第11回(2002年) - 天野仁 『忍者のラビリンス』 ISBN 4789301087
- 第12回(2003年) - 村津和正 『歯は中枢だった』 ISBN 4990066626
- 第13回(2004年) - 塩瀬中乗 『ガチンコ神霊交友録』 ISBN 4879195847
- 第14回(2005年) - 副島隆彦 『人類の月面着陸は無かったろう論』 ISBN 4198618747
- 第15回(2006年) - 前田文彬 『量子ファイナンス工学入門』 ISBN 4817191457
[編集] 豆知識
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- と学会公式HP(公式サイト。本年の「日本トンデモ本大賞」情報もこちら)