新青年 (日本)
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新青年(しんせいねん)は、1920年に創刊され、1950年まで続いた日本の雑誌。
[編集] 概要
発行は博文館。初代編集長は森下雨村。国内外の探偵小説を紹介し、日本の推理小説史上はかりしれない功績を残した。江戸川乱歩、甲賀三郎を初めとする多くの探偵小説作家の活躍の場となった。
[編集] 主な掲載作品
- 立川賢「桑港けし飛ぶ」
- 昭和19年(1944年)7月号に掲載された立川賢の『桑港けし飛ぶ』は、当時の日本が開発中であった原子爆弾を日本が完成させ、アメリカのサンフランシスコ(桑港)市に投下、同市が一瞬にして壊滅するという内容の科学小説。掲載から1年後、現実に広島・長崎に投下される原子爆弾の惨状がすでに日本の雑誌上で想像されていたことになる(日本の原子爆弾開発参照)。
[編集] 執筆者
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