摸打
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摸打（モウダ）とは麻雀において、牌山から牌を1枚取り（自摸（ツモ）し）、1枚捨てる（打牌（ダハイ）する）行為のことをいう。麻雀を行うにあたっての最も基本的な行為である。
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[編集] 自摸
山から牌を一枚取り出すことを自摸という。自摸した牌を自摸牌というが、それを略して自摸ということもある。自摸することをツモるともいう。
[編集] 自摸和
自摸によってあがりの形が完成した時、「ツモ」と発声して手牌を公開する。これを自摸和（ツモホー）、自摸あがりと言い、単に自摸とも言う。「自摸和すること」をツモるとも言う。詳細は和了を参照。
[編集] 門前清自摸和
門前で自摸和した場合、門前清自摸和という一翻役がつく。この役のことを門前ツモあるいは単に自摸と言い、役として「リーチ一発ツモ」などと言った場合はこれのことを指す。
[編集] 転用
カードゲームで、山札から札を引いてくることも麻雀から流用して俗に「ツモ」と言われることがある。
[編集] 打牌
自摸和を宣言した場合を除き、自摸した後は任意の一枚を捨てる必要がある。この行為を打牌という。
[編集] 捨て牌
打牌によって捨てた牌のことを捨て牌といい、各プレイヤーは捨て牌を表向きにして自分の正面に置いていく。このとき、捨てた順番がわかるように整然と左から右へ並べていく。なお、捨て牌を並べるにあたっては、六枚切り（6枚の捨て牌で1列を構成させること）と呼ばれる方法が望ましいとされる。
捨て牌を並べる場所のことを河（ホウ）といい、通常は各プレイヤーの正面、手牌の奥が河にあたる。
なお、他のプレイヤーの河に捨てられた牌の種類や捨てられた順番によって、手牌の状態や待ち牌の種類などを推測することが可能な場合がある。そのような推測を「手牌読み」（あるいは捨て牌読み）という。手牌読みに関する詳細は麻雀のルールと戦術を参照のこと。
また、配牌から流局にいたるまでヤオ九牌のみを捨て続け、かつその間に自らの捨て牌を他家に副露されなかった場合、流し満貫が成立する。
[編集] 合わせ打ち
自分が自摸する直前に上家（自分の左にいるプレイヤー）が捨てた牌と同じ牌を打牌すること。ルール上この牌について他のプレイヤーがロンを宣言しても必ずチョンボとなるため、他のプレイヤーに振り込む（捨て牌であがられる）可能性が全く無い。降り打ちの手法のひとつとして用いられる。
