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接写(せっしゃ)はマクロともいい、写真撮影方法のひとつ。至近距離の被写体をはっきりと撮影するために用いる。至近距離では被写界深度が浅くなるため、背景はぼやけるようになる。主に花などの小さなものを接近して撮るときに利用される。
一眼レフなどで用いるマクロ撮影向きに設計されたレンズをマクロレンズという。既存のレンズの先端に補助的に装着するクローズアップレンズ、接写レンズと呼ばれるレンズも存在する。
今日ではズーム機能などとともにマクロ撮影機能を内蔵するカメラも多い。ただし、撮影倍率や画質などは専用のマクロレンズよりも劣る。