戸田氏興
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戸田 氏興(とだ うじおき、寛文10年(1670年) - 宝永6年10月25日(1709年11月26日))は、高家旗本。高家旗本戸田家戸田氏豊の長男。初名は豊長。通称は図書、中務。官位は従四位下侍従、中務大輔。
貞享3年(1686年)3月1日将軍徳川綱吉に御目見する。元禄9年(1696年)12月11日父氏豊の隠居により、家督を相続した。同日高家職に就任し、12月22日従五位下侍従・中務大輔に叙任する。後に従四位下に昇進する。宝永2年(1705年)1月11日高家肝煎に就任する。3月23日1000石を加増されて、合計2000石を領有する。宝永6年(1709年)10月25日死去、40歳。
正妻は高家旗本六角広治の娘。一男一女あり。長男兵部の早世により、内藤信有の四男氏尹を末期養子に迎えた。
- 高家戸田家第2代当主
- 1696~1709
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- 先代:
- 戸田氏豊
- 次代:
- 戸田氏尹