快速ミューザ

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快速ミューザ（かいそく - ）は、川崎市交通局（川崎市バス）が運行する不定期臨時快速バスで、川崎駅西口→新百合ヶ丘駅前間を運行する。

快速ミューザ（川崎駅西口）

[編集] 概要

[編集] 路線（停車する停留所）

川崎駅西口→新百合ヶ丘駅前の片道運行で、川崎市の南縁を縦断する尻手黒川道路の全区間を走破する。
川崎駅西口→野川→宮前平駅→土橋天神前→土橋→犬蔵→犬蔵公民館前→菅生車庫→清水台→北部市場前→水沢一丁目→稗原→土質改良プラント前→潮見台→田園調布学園大学前→東百合ヶ丘四丁目→吹込→日光→山口台中央→青葉幼稚園前→グランド前→新百合ヶ丘駅前

なお、太字で表示されている川崎駅西口→宮前平駅間は快速運転で、野川以外の停留所には停車しない。
「快速ミューザ」運行開始に当たっては、それまで川崎市バスの免許がなかった、尻手駅前～南加瀬交番前・北加瀬～木月天王森（どちらも尻手黒川道路を直進）・田園調布学園大学前～日光（以上3区間全て市バス停留所名）で市バスが新規に路線免許を取得した。このうち尻手駅前～南加瀬交番前間は横浜市鶴見区を経由する。
乗車は川崎駅西口のみからしかできず、その他の停留所から乗車することは出来ない。各停留所ではその旨の告知がなされている。

[編集] 運行日・時刻・定員

臨時便であり、毎日運行ではない。
川崎駅西口にあるミューザ川崎シンフォニーホールでのコンサート開催日の終演後に運行される。なお、2006年9月現在、運行予定は未定である。
川崎駅西口の発車時刻はコンサートの演目に左右され一定ではないが、おおむね21時台である。
定員49名の座席定員制。（補助席を使用すれば60人まで対応）乗車は先着順で、立席乗車はできず、定員に達すると乗車を締め切る。なお、2006年8月までの運転で定員に達したことはない。運行開始時の交通局の発表では、乗客数が多ければ増車するとしていたが、増車されたこともない。

[編集] 料金

大人400円・小児200円
市バス標準運賃の倍額で、市バスの深夜バス運賃と同額。なお、定期乗車券・特別乗車証・一日乗車券（当日有効に限る）を持つ乗客は半額で乗車できる。但し運賃箱はバス共通カードに対応していないのでバス共通カードは使用できない。

[編集] 車両

貸切仕様の日産ディーゼル・スペースアローが使用される。2006年6月までは日野・セレガも使用されていたが同車は横浜市交通局から購入した車ですでに廃車になっている。これらの車両は川崎市バスが東京湾アクアラインの高速バス路線から2004年3月に撤退した際の余剰車であり、現在は快速ミューザおよび貸切バスに使用されている。

[編集] 歴史

2004年8月20日　「快速ミューザ」初運行。2004年度は9月4日・10月30日・11月25日・12月24日・1月14日に運行された。当初、停車する停留所は野川・宮前平駅・清水台・稗原・新百合ヶ丘駅前のみであった。
2005年秋　　　　　この頃から担当営業所が上平間営業所から鷲ヶ峰営業所に変更された。上平間担当では深夜時間帯の回送距離・時間が長いため、経費節減を図ったものと思われる。
2006年6月12日　この日の運行より停車停留所変更。現在のパターンに。宮前平駅～新百合ヶ丘駅前間は全ての停留所に停車するようになった。