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志林規島(しりんきとう)は千島列島北部、幌筵島南西端の西方、志林規海峡(ロシア名ルジナ海峡 пр.Лужина)の沖8浬半に位置する。東西の長さが約4km、幅約3km、全島が一つの山岳から成り、頂上は海抜751m。海岸は概ね懸崖が直立している。
日本領時代は北海道根室支庁占守郡に属していた。現在、国際法上は所属未定であるが、ロシア連邦が実効支配している。ロシア名はアンツィフェロヴァ島。(о.Анциферова)
同島および幌筵島以北の全5島を北千島と呼ぶ。