忍法
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忍法(にんぽう)とは、忍者が用いる体技、ならびに道具を用いた様々な技術の総称。 忍術が流派などを指し示すことがあるのに対し、忍法は基本的に忍者の用いる技術のみを示す。 フィクションの世界においては、妖術や気功にも似た人間技とは思えない数多くの忍法が存在する。そのルーツは歌舞伎や狂言にまで遡ることが出来るが、戦後の忍者のイメージを固めたのは山田風太郎が1958年に発表した『甲賀忍法帖』であろう。その後、白土三平の手による傑作「カムイ伝」などによって超人的忍者のイメージは定着していくことになる。
[編集] 主な忍法
- 分身の術:すばやい体さばきで相手に自分が複数人いるかのように見せる。視覚的・心理的な錯覚を利用した技。
- 火遁の術: 火薬を用いて煙を発生させ、相手の目をくらます。
- 水遁の術:竹筒などを用いて息を継ぎながら湖や池に身を潜める。
- 水蜘蛛の術:足に雪道で使う「輪かんじき」のようなものを履き、水上を自在に移動する。
[編集] 関連項目
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