広島県道・岡山県道104号坂瀬川芳井線
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広島県道・岡山県道104号坂瀬川芳井線(ひろしまけんどう・おかやまけんどう104ごうさかせがわよしいせん)は広島県神石郡神石高原町坂瀬川と井原市芳井町川相を結ぶ一般県道である。
目次 |
[編集] 路線データ
- 起点:広島県神石郡神石高原町坂瀬川(国道182号〔国道314号重用〕交点)
- 終点:井原市芳井町川相(岡山県道・広島県道9号芳井油木線交点)
- 総延長:
- 実延長:14.1km
- 異常気象時通行規制区間:神石郡神石高原町坂瀬川~福山市山野町山野間
[編集] 沿革
- 1960年10月10日 岡山県告示第916号及び広島県告示第682号により認定される。
- 1972年頃現行の県道番号に変更される(広島県側は1972年11月1日から。岡山県側もその頃の変更ではないかと推察される)。
- 2004年11月5日 神石郡の全町村が対等合併して神石郡神石高原町が成立したことに伴って起点の地名表記が変更される(神石郡三和町坂瀬川→神石郡神石高原町坂瀬川)。
- 2005年3月1日 後月郡芳井町が井原市に編入されたことに伴って終点の地名表記が変更される(後月郡芳井町川相→井原市芳井町川相)。
[編集] 通過市町村
- 広島県
- 岡山県
- 井原市(旧:後月郡芳井町)
[編集] 沿線の地理
[編集] 主要施設
- 福山市役所山野分所
[編集] 名所・旧跡・観光地
- 道の駅さんわ182ステーション
- 中国自然歩道
- 岩屋観音岩穴宮
- 山野温泉
- 山野峡・龍頭滝
[編集] 主な橋梁
- 新西田橋(福山市山野町山野、小田川)
[編集] 接続道路
- 国道182号(国道314号重用、神石高原町坂瀬川〔起点〕)
- 広島県道418号井関加茂線(福山市山野町矢川)
- 広島県道418号井関加茂線(福山市山野町山野)
- 広島県道21号加茂油木線(福山市山野町山野)
- 広島県道21号加茂油木線(福山市山野町山野)
- 岡山県道・広島県道9号芳井油木線(井原市芳井町川相〔終点〕)
[編集] 重用区間
- 広島県道418号井関加茂線(福山市山野町矢川~福山市山野町山野間)
- 広島県道21号加茂油木線(福山市山野町山野)
[編集] 備考
- 全般的に道が狭い。特に神石郡神石高原町坂瀬川~福山市山野町山野(広島県道21号加茂油木線交点)間は大型車の通行は困難である。
- 広島・岡山県境に立っている境界標識を見ると岡山県側は「岡山県・井原市」となっているのに対し、広島県側は「広島県・福山市」ではなく「広島県・山野町」となっている。確かに福山市山野町という地名は深安郡加茂町が福山市に編入された時(1975年2月1日)にできているのだが、深安郡山野町という自治体は存在した事実はない(市町村制が成立した1889年以降の変遷を見ると安那郡山野村山野〔1889~1898年〕→深安郡山野村山野〔1898~1955年〕→深安郡加茂町山野〔1955~1975年〕→福山市山野町山野〔1975年~現在〕となる)。なぜこのような境界標識が設置されたのか興味深いところである。