広告美術仕上げ技能士
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広告美術仕上げ技能士(こうこくびじゅつしあげぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が実施する広告美術仕上げ技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、広告美術仕上げ技能士資格を持っていないものが広告美術仕上げ技能士と称することは禁じられている。
広告美術仕上げ技能士は、職業訓練指導員 (広告美術科)の実技試験免除資格となっている。
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[編集] 区分
広告美術仕上げの中で広告面ペイント仕上げ作業、広告面粘着シート仕上げ作業、広告面プラスチック仕上げ作業に分かれるが広告面粘着シート仕上げ作業のみ3級がある。
[編集] 級別
広告面ペイント仕上げ作業、広告面粘着シート仕上げ作業、広告面プラスチック仕上げ作業ともに1級、2級の別がある。
[編集] 実技作業試験内容
[編集] 広告美術仕上げ(広告面ペイント仕上げ作業)
- 1級:与えられた課題テーマに合ったデザイン原稿を考案し、レイアウト、レタリング及び調色をして広告面を仕上げる。試験時間=5時間30分
- 2級:与えられた図柄を使用し、レイアウト、レタリング、調色等の作業によって、課題テーマに合った広告面を仕上げる。試験時間=5時間30分
[編集] 広告美術仕上げ(広告面粘着シート仕上げ作業)
- 1級:与えられたアルミニウム複合板(1800mm×450mm×3mm) の光沢面に仕様及び割付け・割出し図に基づき、課題を製作する。試験時間=5時間
- 2級:与えられたアルミニウム複合板(1800mm×450mm×3mm)の光沢面に仕様及び割付け図に基づき、課題を製作する。試験時間=5時間
- 3級
[編集] 広告美術仕上げ(広告面プラスチック仕上げ作業)
- 1級
- 2級