幸福喫茶3丁目
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『幸福喫茶3丁目』（しあわせきっさ さんちょうめ）は、「花とゆめ」（白泉社）で連載中の松月滉の漫画作品。
目次 |
[編集] あらすじ
母の再婚をきっかけに幸福町3丁目でバイト&1人暮らしをはじめた潤。 親の反対やライバルの出現、さまざまなハプニングで潤は成長しているのか? 潤のしあわせさがしロマンスここにスタート!
[編集] 登場人物
[編集] カフェ・ボヌール店員
- 高村 潤 （たかむら うる）
- 本作の主人公。怪力少女。身長154cm。16歳。母親の再婚を機にひとり暮らしを始め、「誰かを幸せにできたら…」と思い、カフェ・ボヌールでアルバイトを始めた。童顔と身長の低さ故、よく小学生に間違えられるのが悩み。進藤にも初対面で小学生に間違われた。英語が苦手で、よく補習を受けている。超鈍感だが、人のこととなるとやけに鋭い。クラスメイトからは幼稚園児のように可愛がられている。
- 進藤 咲月 （しんどう さつき）
- 無愛想魔王。カフェ・ボヌールのパテェシエ。身長184cm。20歳。潤とはお隣さん。小さい頃に母親に捨てられ、ボヌール店長の松本に引き取られた。非常に頭がよく、スキップをして15歳で高校を卒業した。潤に並ぶほどの鈍感だが、最近は潤が気になっている様子。名前が女っぽいのを密かに気にしており、触れられた瞬間に激しいツッコミを入れる。「蜘蛛」が大の苦手で、名前すら呼ぶのを嫌がるため、「スパイダー」と呼んでいる。
- 西川 一郎 （にしかわ いちろう）
- カフェ・ボヌールのアルバイト。身長178cm。18歳。空腹になると即爆睡し、何か食べさせるまで絶対に起きない。父親は医者で母親はデザイナー。そのためか頭がよく、絵が上手い。超進学校に通っているにも関わらず留年し、現在は2回目の3年生。理由は寝てばかりいて単位がもらえなかったから。潤のことを気に入っており、進藤と潤のことを応援しているのか、邪魔しているのか、どっちつかず。
- 松本 南吉 （まつもと なんきち）
- ボヌールの店長。進藤の養父であり、お菓子作りの先生。感動しやすく、すぐに泣く。潤と進藤をくっつけようと日々頑張っている。分厚い眼鏡をかけているため、素顔は謎。見た目は若いが体の至るところに関節痛を持っており、年齢が読めない。
[編集] 潤たちを取り囲む人々
- 山崎 蜜香 （やまざき みつか）
- ナイスバディな人気モデルで、ボヌールの常連。15歳。潤が大好きで、彼女を傷付ける者には容赦しない。実家は超大金持ち。母親に似て身長が高く顔もそっくり。しかし性格は父親寄り。
- 西川 二郎 （にしかわ じろう）
- 西川一郎の弟。6歳。よく女装をするが男である。体が弱い。幼稚園児に大人気の「宝石戦隊 ジェリーファイブ」の「ブラック・オニキス」と名乗る。
- 安倍川 柏 （あべかわ かしわ）
- 和菓子屋「あべかわや」の長男。高3。女好き&極度のシスコン。会う度に潤を抱きしめようとしては草に殴られている。弟の恋を応援中。名前の由来は柏餅から。
- 安倍川 草 （あべかわ そう）
- 和菓子屋「あべかわや」の次男。高1。関西弁でしゃべり、主にツッコミ担当。ボヌールに営業妨害をされていると思い込み潤達に決闘を申し出た。誤解が解けてからはなんだかんだで仲良くやっている。潤が好きな事を自覚。名前の由来は草餅から。
- 安倍川 さくら （あべかわ さくら）
- 和菓子屋「あべかわや」の長女。柏と草の腹違いの妹で、潤ラブのボヌールの常連さん。6歳。一郎の弟・次郎と同じ幼稚園に通う。いちごが好き。「宝石戦隊 ジュエリーファイブ」の「ピンクトルマリン」らしい。名前の由来は桜餅から。
- 安倍川 葛 （あべかわ かずら）
- 安倍川3兄妹の父親で「あべかわや」の主人。進藤の母･千年（下参照）とは何か関係が在るらしい。ただし、あくまでも本人は真っ当な女性が好きなので、千年とは恋仲ではないという。名前の由来は葛餅から。
- 進藤 千年 （しんどう ちとせ）
- 進藤の母親。結婚せずに咲月を一人で育てていたが、後に咲月を一人残して蒸発している。生死は不明だが、葛曰く「名前通り千年生きそうな人で死ぬなんてありえない」だそう。
- 高村 由紀恵 （たかむら ゆきえ）
- 女王様気質な潤の母。36歳、旧姓春日（かすが）。23歳の時、夫・光志に先立たれ、それ以来看護師として働き女手ひとつで潤を育てた。現在は年下の尚輝と再婚し幸せに暮らしている。ゲーム好き。名前の由来は、女優･仲間由紀恵から。
- 時枝 光志 （ときえだ こうし）
- 潤の実父。若くして他界した。なお、妹の志信（しのぶ）は健志の母親である。
- 高村 尚輝 （たかむら なおき）
- 潤の義理の父親。29歳。マンションで隣同士の潤と進藤の関係を心配している、顔と性格に似合わずのエリート。娘ラブ。
- 健志 （けんし）
- 潤の実父にそっくりな潤の従弟。12歳で小6。小さい頃から潤が好きなのだが、彼女には弟扱いしかされず想いに気付いてもらえない。進藤と一郎をライバル視している。
[編集] 潤と同じ学校の関係者
- 有本 （ありもと）
- 潤のクラスメイト。長身でボーイッシュな女の子。すぐにお腹が空くのか、よくパンなどを食べている。
- 副委員長
- 潤のクラスの副委員長（♀）。表情がめったに変わらないが、結構やり手の副委員長。有本と共に潤のことを可愛がっている。
- 委員長
- 潤のクラスの委員長（♂）。いろいろ頑張っている委員長。やはり潤のことを可愛がっている。
- 土田 雄飛 （つちだ ゆうひ）
- 潤のクラスメイト。弟･翔（しょう）と妹・翼（つばさ）は双子。母子家庭の為、バイトをして家計を助けている。その為、授業が終わるとすぐに帰ってしまう。ケーキ作りが得意。
- 庄司 （しょうじ）
- 3年2組のナルシスト。とにかく馬鹿で、じゃんけんもとことん弱い。が、本人自覚なし。周りからは「愛すべきお馬鹿さん」キャラとして扱われることもしばしば。相沢生徒会長に勝とうとするも勿論勝てない。
[編集] 生徒会のメンバー
- 相沢 （あいざわ）
- 生徒会長（♂）。有本とは幼馴染で、想いを寄せている。やり手の生徒会長で、敵に回してはいけないタイプ。有本が親しそうに接する男には容赦ない。
- 川島 （かわしま）
- 生徒会副会長、兼風紀委員長（♀）。2年生。身長143cmと実は潤よりも身長が低い。和食好きで、梅おにぎりに目がない。何故か古風な口調。
- 大泉 （おおいずみ）
- 生徒会書記（♂）。2年生。極度の恥ずかしがり屋のため猫のぬいぐるみをかぶっている。ゆえに、「タレ目猫の大泉」とも呼ばれる。魚好き。
- 山根 清香 （やまね さやか）
- 生徒会会計。土田とは幼稚園からの幼馴染で、想いを寄せている。土田の弟妹に好かれている。母親が厳しく、それがきっかけで土田との仲もあまり良くないものになってしまうが、潤たちの策略（？）により無事仲直り。両想いに。
[編集] ドラマＣＤ
マリン・エンタテインメントより2007年1月25日発売予定
[編集] キャスト
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