平石貴樹
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平石 貴樹（ひらいし たかき、1948年- ）は、日本のアメリカ文学者・小説家。東京大学英文科教授。東大英文科大学院修了、工学院大学専任講師、武蔵大学助教授、東大教養学部助教授、東大文学部助教授を経て現職。日本アメリカ文学会会長。
専攻はフォークナーだが、1983年、「虹のカマクーラ」ですばる文学賞受賞、小説家としても活躍する。直木賞作家の藤原伊織は友人で、平石の受賞をみて、「平石がとれるなら俺もとれる」と、自分も応募して受賞したという。
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[編集] 著作
[編集] 小説
- 『虹のカマクーラ』集英社, 1984
- 『笑ってジグソー、殺してパズル』集英社, 1984（現在、創元推理文庫）
- 『だれもがポオを愛していた』集英社, 1985（現在、創元推理文庫）
- 『フィリップ・マーロウよりも孤独』講談社, 1986
- 『スラム・ダンク・マーダー』東京創元社(創元クライム・クラブ) 1997
- 『サロメの夢は血の夢』南雲堂, 2002
[編集] 研究
- 『メランコリックデザイン-フォークナー初期作品の構想』南雲堂, 1993
- 『小説における作者のふるまい-フォークナー的方法の研究』松柏社, 2003
[編集] 翻訳
- 『おうちにかえろう』ロア・シーガル 富山房, 1996
- 『ワン!ダフル』ビル・ジマーマン 富山房, 1996
- 玉井暲との共訳『ハーンの轍の中で』ジョージ・ヒューズ 研究社, 2002
