平成風俗

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平成風俗（へいせいふうぞく）は、2007年2月21日に発売予定の椎名林檎×斎藤ネコのアルバム。発売元は東芝EMI。

初回限定盤・通常盤の2タイプでのリリース。初回限定盤は、十字開き特殊デジパック仕様・ステッカー3点、コースター入り。

[編集] 解説

椎名林檎名義としては、2003年に発表された『加爾基 精液 栗ノ花』以来、実に約4年ぶりとなるアルバムである。但し今作は、椎名林檎単独名義としてではなく、2003年に発表された椎名のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』・また、今作においても全アレンジを担当している、斎藤ネコ氏との共同名義での発売。

今回、このような名義での発売であるのには、椎名がソロ時代から唱えてきたアルバム3部作構想、また「椎名林檎はアルバム3枚で完結する」といった発言が関係しているものと見られる。虚言癖があると云われ続けている彼女であるが、今回のアルバムのほか、さくらん関連でのリリースラッシュに於いても、何かしら、ほかのアーティストなどとの共同名義でのリリースを行っており、椎名林檎単独名義でのリリース作品は一切ない。よって、この、アルバム3部作関連の発言については、しっかりと守っていることになる。

今回収録される曲は、ソロ時代に発表した曲が6曲・セルフカバー曲が1曲・カバー曲が2曲・先行シングルからの曲が3曲・今作で初収録の純粋な新曲が1曲という構成で、既出曲の割合が非常に高い。また、椎名林檎×斎藤ネコによる椎名林檎のセルフカバーという考えかたをすれば、M-5・長谷川きよしのカバー『パパイヤマンゴー』、M-11・ペトロールズのカバー『花魁』、M-12・東京事変のセルフカバー『夢のあと』と合わせ、全13曲中・9曲がカバー・セルフカバー作品で占められているという捉えかたもできる。

公式サイトによれば、今作は2007年春公開の映画「さくらん」をイメージして作られた作品であるという。

また同日には、椎名林檎ファンクラブ限定イベントの様子を収録したDVD『第1回林檎班大会の模様』も同時発売される。

[編集] 収録曲

1. ギャンブル

   初出は、2000年に発表されたシングル集『絶頂集』

2. 茎

   初出は、2003年に発表されたアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』

3. 錯乱(TERRA ver.)

   先行シングル『この世の限り』c/w

4. ハツコイ娼女

   今作で唯一の純粋な新曲

5. パパイヤマンゴー

   長谷川きよしのカバー

6. 意識

   初出は、2003年に発表されたシングル『茎(STEM)～大名遊ビ編～』

7. 浴室

   初出は、2000年に発表されたアルバム『勝訴ストリップ』

8. 迷彩

   初出は、2003年に発表されたシングル『茎（STEM）～大名遊ビ編～』

9. ポルターガイスト

   初出は、2003年に発表されたアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』

10. カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver)

    配信限定でリリースされた、『カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)』のバージョン違い

11. 花魁

    ペトロールズのカバー

12. 夢のあと

    東京事変のセルフカバー

13. この世の限り

    先行シングルからの収録

[編集] 関連項目

• 椎名林檎
• さくらん

[編集] 外部リンク

• 東芝EMIによる、椎名林檎公式サイト
• 椎名林檎所属事務所・黒猫堂のサイト
• 斉藤ネコ公式サイト

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