幕
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幕(まく)
- 劇場の装置の一種。舞台のシーン展開によって大きな布を開閉して、舞台と客席の仕切りとなる。劇場#用語及び緞帳を参照。
- 映画のスクリーン(銀幕ともいう)
- 祝い事やお祭りなどで使用する紅白幕
- 告別式で使われる白黒(黒白)幕
- 陣幕
- 垂れ幕、横断幕(下記詳述)
- (1.から転じて)舞台芸術における場面区分の単位。区分の「粗→細」の順に「部>幕>場」と称する。文楽や歌舞伎の「段」に相当する。
- (7.から更に転じて)各種イベントなどで区切りの表現(「幕開け」「幕を下ろす」等)
[編集] 垂れ幕、横断幕
- 一般には、イベントの開催告知、祝賀(くす玉にも添えられる場合がある)、スーパーや百貨店などでの新商品やキャンペーンの告知等を布に大きく書いて表示する。また、旗竿に引っ掛ける幟という形式でディスプレーする場合もある。
- その他、応援アイテムとしても利用される。
- (例)
- ※スポーツの応援で横断幕や垂れ幕を掲げる場合、特定の企業・団体や商品の宣伝となるもの、あるいは特定の個人などを誹謗中傷・侮辱したものは掲示が許可されない。
- また会場によっては大会スポンサーなどの広告看板を設置するスペースを確保する等の観点から掲示場所が予め定められているものもあるので、それぞれ各会場に問い合わせていただきたい。
- 特にフルキャスト宮城球場ではフェンスやスタンドへの幕の掲示が一切禁じられている(手持ちは可)ほか、Jリーグの公式戦が行われる磐田・ヤマハスタジアムや日立柏サッカー場ではスタンドの広告スペースがフェンスはもとよりスタンドも埋まっていることから掲示できる場所が限られている。