山田宏臣
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山田宏臣(やまだ ひろおみ)は、日本の陸上競技選手。元男子走り幅跳び日本記録保持者
幼少時から抜群の俊足で有名だった。のちに本格的に陸上競技に取り組んだが、その抜群の身体能力に指導者が指導の方針を見失ったという逸話がある
1970年6月7日、走り幅跳びで8m01をマーク。この記録は1931年10月27日に南部忠平がマークした7m98(+0.5)の日本記録(当時世界記録)を39年ぶりに更新する日本新記録であった。南部のマークした7m98という記録は非常に水準の高い記録であり、更新は難しいと見られていただけに、それを山田が更新したことは大きな話題となった。