小林良彰
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小林 良彰(こばやし よしあき、1954年-)は、慶應義塾大学法学部教授。専門は政治学・政治過程論。
東京都出身。慶應義塾大学法学部政治学科、同大学院法学研究科修士・博士課程修了、法学博士。慶應義塾大学専任講師、助教授を経て1991年より現職。21世紀COEプログラム「多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成(平成15年度採択-)」拠点リーダー、日本政治学会理事長(2006年-)。
かつては報道2001レギュラーとして選挙分析や政治評論も行なっていた。
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著書
単著
- 『計量政治学』(成文堂, 1985年)
- 『公共選択』(東京大学出版会, 1988年)
- 『現代日本の選挙』(東京大学出版会, 1991年)
- 『選挙制度――民主主義再生のために』(丸善, 1994年)
- 『現代日本の政治過程――日本型民主主義の計量分析』(東京大学出版会, 1997年)
- 『日本人の投票行動と政治意識』(木鐸社, 1997年)
- 『選挙・投票行動』(東京大学出版会, 2000年)
共著
- (新川達郎・佐々木信夫・桑原英明)『アンケート調査にみる地方政府の現実――政策決定の主役たち』(学陽書房, 1987年)
- (桜井真・竹中平蔵・薬師寺泰蔵)『日本経済「知」の処方箋――新ソフトノミックスの時代』(TBSブリタニカ, 1987年)
- (名取良太)『地方分権と高齢者福祉――地方自治の展開過程』(慶應義塾大学出版会, 2004年)
編著
- 『政治過程の計量分析』(芦書房, 1991年)
- 『地方自治の実証分析――日米韓3ヵ国の比較研究』(慶應義塾大学出版会, 1998年)
- 『慶應義塾大学法学部政治学科開設百年記念講座(3) 日本政治の過去・現在・未来』(慶應義塾大学出版会, 1999年)
- 『社会科学の理論とモデル(全12巻)』(東京大学出版会, 2000年-2002年)
- 『日本における有権者意識の動態』(慶應義塾大学出版会, 2005年)
- 『地方自治体をめぐる市民意識の動態』(慶應義塾大学出版会, 2005年)
共編著
- (テリー・ニコルス・クラーク)『地方自治の国際比較――台頭する新しい政治文化』(慶應義塾大学出版会, 2001年)
- (金泰昌)『公共哲学(14)リーダーシップから考える公共性』(東京大学出版会, 2004年)
- (任赫伯)『日本と韓国における政治とガバナンス――変化と持続』(慶應義塾大学出版会, 2004年)
- (渋沢雅英・山本正)『シヴィル・ソサエティ論――新しい国づくりを目指して』(慶應義塾大学出版会, 2005年)
- (任赫伯)『市民社会における政治過程の日韓比較』(慶應義塾大学出版会, 2006年)