対面通行
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対面通行
対面通行(たいめんつうこう)とは、往復の方向にする通行が行われている道路であって、中央分離帯が無いなど、車線が道路の構造上往復の方向別に分離されていないものを言う。一方通行である道路(上下が別々の道路として完全に分離されているもの等)は、対面通行ではない。
中央分離帯は、第一種道路、第二種道路(以上自動車専用道路規格)と第三種第一級道路には設置が義務づけられているが、高速道路のうち、整備途中である等の理由で、対面通行が行われている事がある。
暫定2車線の高速道路等においては、片側1車線の対面通行であり、センターポールで中央分離帯の代用がなされている。これは正面衝突の危険回避からも不十分であると思われ、実際に多くの死亡事故が発生している。交通量の多少に関わらず、正規の中央分離帯が設置されることが利用者の安全上望ましい。
また、高速自動車国道の本線車道のうち、対面通行でない区間と、それ以外の道路(具体的には、高速自動車国道の本線車道のうち対面通行の区間(暫定2車線区間等)や登坂車線、自動車専用道路、一般道路)とでは、最高速度や最低速度に関する規制が異なる。詳細は各項目を参照のこと。