対外資産負債残高
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対外資産負債残高とは、一定時点における国(またはそれに準ずる地域)の対外的な債権債務の残高を表す統計である。国際収支統計が、企業会計における損益計算書に該当するものであるのに対し、対外資産負債統計は貸借対照表に該当するものである。
日本では毎年末時点で日本銀行が作成発表している。
[編集] 日本の対外資産負債残高の現状
平成16年末の日本の対外資産負債残高は以下のとおり。対外純資産(対外資産と対外負債の差額)は185兆円と、14年連続で世界最大の債権国となったものとみられている。
(単位:10億円)
資 産 | 16年末残高 | 前年末比 | 負 債 | 16年末残高 | 前年末比 |
直接投資 | 38,581 | 2,648 | 直接投資 | 10,098 | 488 |
証券投資 | 209,247 | 24,894 | 証券投資 | 120,091 | 27,218 |
金融派生商品 | 599 | 74 | 金融派生商品 | 1,121 | 395 |
その他投資 | 97,718 | 5,073 | その他投資 | 116,756 | 7,246 |
外貨準備 | 87,720 | 15,636 | |||
資産合計 | 433,864 | 48,326 | 負債合計 | 248,067 | 35,347 |
純資産合計 | 185,797 | 12,979 |
[編集] 関連項目
- 国際収支統計
- 対外純資産