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富樫幸千代(とがしこうちよ 寛正元年(1460年)? - 没年不詳)は富樫家13代当主(高家の代から数えての数)。富樫成春の次男。
1473年、応仁の乱の影響で兄・富樫政親と争い、勝利した。しかし翌年、本願寺一向一揆と結んだ富樫政親に加賀から追放された。これ以降、一向一揆と結び再三政親領に侵入しては戦った。
しかし、元服したかも定かでもなく、一体後年は何をしていたのかは不明であり研究中である。1476年9月には加賀半国を与えられたというが、1474年に一向一揆勢に攻められ敗死したとの説もある。