富山県道・石川県道18号氷見田鶴浜線
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富山県道・石川県道18号氷見田鶴浜線(とやまけんどう・いしかわけんどう18ごうひみたつるはません)とは、富山県氷見市と石川県七尾市を結ぶ主要地方道(富山県道・石川県道)である。
- 起点:富山県氷見市中央町(=国道415号交点)
- 終点:石川県七尾市田鶴浜町田鶴浜(=国道249号交点)
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[編集] 概要
能登半島の東海岸側の付け根に近い富山県氷見市から北北西に進路を取り、太古よりの修験場・石動山(せきどうざん)直近の険しい山々をを抜けて邑知地溝帯に入る峠越えの区間と、邑知地溝帯から盆地をまっすぐ北上し田鶴浜の市街地に至る「鹿南地区と鹿北地区をショートカットで繋ぐ」区間の二部構成と言えるコースである。
地形的に見て、能登半島ののど仏・氷見地区から口の中にあたる七尾や早くから拓けた実り豊かな地・邑知地溝帯の村々へは、修験場が開かれるほどの急峻な山々に阻まれ直接的な交流が制約されてきた。しかしながら修験場の存在は逆に人々の確実な通行に繋がり、数々の苦労を含みつつもいくつもの山越えルートが存在してきた。海沿いにアゴをぐるりと迂回する安全なコース(国道160号)と同時に道は険しくともショートカットで結ぶコースも重要であったと見ることが出来よう。この山越えコースのうち、県道18号はもっとも修験場直近を通る険しいコースであり、そのためか県境区間は未だに冬季通行止めとなる。また、邑知地溝帯から北の区間については、石動山より流れ出る二宮川により形成された肥沃な盆地を概ね真北へ直進。奥能登、特に内浦方面から県都・金沢方面へ向かうには早くから利用されてきた「七尾を迂回し西往来へ出る」重要なショートカットコースである。能登半島各地の道路が改良され、また能登有料道路が開通した現代においても比較的交通量は多いが、小学校の直近区間を除けば大半は歩道がない等まだまだ整備の不十分な区間も多い。
[編集] 重複区間
- 国道159号(中能登町徳前、ラピア鹿島交叉点~徳前交叉点)→鹿島パイパス
- 石川県道48号志賀田鶴浜線(七尾市田鶴浜町西下~終点)
- 富山県道70号万尾宇波線(氷見市磯辺)
[編集] 通過市町村
[編集] 主な接続道路
- 国道159号(中能登町)
- 国道160号(氷見市)
- 国道249号(七尾市)
- 国道415号(氷見市)
- 石川県道2号七尾羽咋線(中能登町)
- 石川県道48号志賀田鶴浜線(七尾市)
- 富山県道70号万尾宇波線(氷見市)