安保清種
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安保 清種（あぼ きよかず、明治3年10月15日（1870年11月8日） - 昭和23年（1948年）6月8日）は明治期から昭和期にかけての海軍軍人。海軍大将。浜口雄幸内閣の海軍大臣。佐賀県出身。男爵。
佐賀中学、攻玉社を経て、海軍兵学校18期生。同期生に加藤寛治がいる。日露戦争時、日本海海戦において、連合艦隊の旗艦である戦艦三笠の砲術長を務め、艦隊の射撃指揮に功績を挙げた。その際、ロシアの戦艦の名を覚える必要があったが、水兵達が慣れないロシア語をなかなか覚えられなかった為、似たような日本語を自身で考え、それで憶えさせたというエピソードがある。（戦艦アリョールを「蟻寄る」、アレクサンドル3世を「呆れ三太」オスラービアを「押すとぴしゃ」、など）
1927年、海軍大将に就任。1930年には浜口内閣で海軍大臣となった。1934年に予備役、1935年に後備役に編入され、1940年に退役。1948年、77歳で没。
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