始生代
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始生代(しせいだい)(Archaean)は、地質時代の年代区分のひとつ。先カンブリア時代を三つに分けたときの中期をいう。約38億年前から約25億年前を指す。冥王代、始生代、原生代をまとめて先カンブリア時代と呼ぶこともある。冥王代の次の時代で、原生代の前の時代である。太古代ともいう。
1872年、J・D・デーナがカンブリア紀より前の片麻岩や花崗岩からなる地質系統の形成年代を太古代とした。20世紀に入ってから、古生代、中生代、新生代の地史区分にならって、先カンブリア時代は冥王代と始生代と原生代に三分され、太古代は始生代の同義語となった。
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