天照大神高座神社・岩戸神社
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| 天照大神高座神社 | |
|---|---|
 拝殿（手前）と本殿（上方奥） |
|
| 所在地 | 大阪府八尾市大字教興寺550 |
| 位置 | -- |
| 主祭神 | 天照大神 |
| 社格等 | 式内社 |
| 創建 | 5世紀末 |
| 本殿の様式 | -- |
| 例祭 | 7月第一日曜日 |
| 主な神事 | |
天照大神高座神社（あまてらすおおみかみたかくらじんじゃ） と 岩戸神社（いわとじんじゃ）は、大阪府八尾市大字教興寺にある神社。 これら二つの神社は隣接しており、境内の境界線もはっきりせず、参道石段の脇から互いの境内を行き来できる状態であるため、事情のわからない者から見ると別々の神社であることに気が付き難い。
両神社は由来上、密接な関係があるため、あえて頁を分割せず併せて記載する。
目次 |
[編集] 天照大神高座神社
天照大神高座神社は八尾市の南東部・高安山の中腹に位置する。旧社格は式内社で、神名帳に「河内国高安郡天照大神高座神社ニ座、並大月次新嘗、元号春日戸神」と記されている。 以前は、『式内大社高座神社』と称した。 かつて旧社格が村社であった時期があった。
祭神は『天照大神』、『高皇産霊大神』。別に伊勢津彦命、伊勢津姫命を祭神とする。
創祀年代は不明とされているが、雄略天皇23年（479年）に伊勢国宇治山田から当地に遷座したという説がある。山の谷間の岩盤の上に本殿が鎮座している様相から見ても、原始信仰を起源とするもっと古い時代にさかのぼるとも考えられている。
神社祭殿の脇には「白飯之滝」があり、干ばつでも水が絶えることがないと言われている。
[編集] 岩戸神社
写真奥の石段の右脇から天照大神高座神社の境内へ行き来できる。
岩戸神社は、天照大神高座神社のすぐ西の脇にあり、本殿も同様に岩盤上に鎮座している。祭神は『市杵島姫命』。俗に『岩屋弁財天』と呼ばれている。 御神体は一帯の岩山全体であるが、以前は木彫の弁財天像が御神体であった。
高僧空海が高座神社を参詣中、大神の御託宣により当地に創建されたといわれる。 もともとはインドの河神である弁財天を祀っており、仏教色が強かった。
中世以降、日本土着の水神である市杵島姫命および当地にあった神道（天照大神高座神社）が神仏習合して、神社の祭神として祀られるようになった。 明治時代に神仏分離により、弁財天像は現在は近くの教興寺に鎮座されている。
[編集] 交通アクセス
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 天照大神高座神社・岩戸神社 （神奈備）
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