天人峡温泉
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天人峡温泉(てんにんきょうおんせん)は、北海道上川支庁管内上川郡東川町(旧蝦夷地、明治以降の旧石狩国)にある温泉。柱状節理の深い渓谷の底に位置する旭川市の奥座敷で、大雪山国立公園の登山拠点のひとつにもなっている。羽衣の滝と敷島の滝が有名。
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[編集] アクセス
- 鉄道 : 函館本線旭川駅より、旭川電気軌道バスで約65分。(旭岳温泉経由の便は120分)
- 6月15日から10月15日まで、行きは運賃1,000円。
- 10月16日から翌年6月14日まで、行きは運賃無料。
- 1年を通じて、各温泉施設で2,000円以上利用すると、お帰り専用無料バス券をもらうことができる。
[編集] 泉質
[編集] 温泉街
大雪山の西麓、天人峡に4軒のホテル、旅館が存在する。 温泉街の近くには、日本の滝百選にも選ばれた落差270mの羽衣の滝が存在する。羽衣の滝の先には「東洋のナイアガラ」と称される幅広な敷島の滝が存在する。温泉街からは散策路が整備されている。沢登りをする人に有名な、「日本で最も美しい沢」とよばれるクヮウンナイ川は温泉街のすぐ近くにある。
共同浴場などはなく、旅館の日帰り入浴を利用することになる。
[編集] 歴史
開湯は明治33年である。かつては、発見者の名を取って「松山温泉」といった。