大花火
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大花火(おおはなび)は、1999年にアルゼが開発・販売したパチスロ機。A-700タイプと称される。保通協における型式名は「オオハナビ」。
[編集] 概要
4号機規定でのAタイプで、最高獲得枚数が711枚(BIGを揃えた時の払い出しを純増12枚とすると、最高708枚)。BIG中のメイン小役を15枚役としさらにその抽選確率を可能な限り引き上げ、JACインの払い出しやボーナスを揃えた時の払い出し枚数を15枚とすることにより、この時点で考えられる1BIGでの最高の獲得枚数を可能とした(その後、シムケンG(DAIDO)が、BIG中の小役ゲームを全て1枚がけにすることにより、最高771枚を可能としている)。
前作ハナビや過去の名機B-MAX、クランキーコンドルらの優秀な出目演出を継承し、さらにメインリール上部に「鉢巻リール」と称された演出用横回転大型リールにて小役告知やチャンス予告等が繰り広げられ、ゲーム性に幅を広げている。
また、大量獲得機ながら初心者にも楽しめるようにと、BIG中は鉢巻リールにより成立役をほぼ完全告知。またメイン小役は左リールに3連ドンちゃん(通称「トリオレ」)を狙うだけという簡単手順。さらにJACハズシは逆押しして左リールに3連ドンちゃんを狙うことにより、制御により75%ではずす事が出来る(左中段に「HANABI」をビタ押しすることにより100%はずせる)。
BIG中のビタはずしや通常時の小役回収打法により技術介入度は非常に高く、ゲーム全体を完璧にこなす(通常時の小役回収100%&ボーナスを成立プレーで揃える&BIG中のハズシ成功率100%)ことができれば、理論上は最低設定である設定1でも機械割が100%をわずかに越える。
[編集] 歴史
発売当初より、販売台数はうなぎのぼりに増加し、アルゼブランドの中で最多販売数を記録。しかしながら、一部でセールスにおける他機種とのセット販売行為があったことにより、当局から指導を受けた出来事も世間的に大きな話題となった。
これ以降の「大量獲得機」はAT時代には一端下火となったものの「基本的に指示通りストップボタンを押せば711枚、もし指示通り押して711枚より少なかったら何らかの特典がある(吉宗、主役は銭形など)というタイプになっていく。
2007年のみなし機の撤去に応じ、本機もその対象となり数多くの店から姿を消すことになった。撤去の際、本機に魅了されたファン達が写真撮影などしてその勇姿を記憶に残したという。
- BIG抽選確率 1/431 1/400 1/364 1/321 1/293 1/240
- REG抽選確率 1/655 1/655 1/607 1/607 1/512 1/482