大分県央飛行場
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大分県央飛行場(おおいたけんおうひこうじょう、大分県央空港、おおいたけんおうくうこうとも)は大分県豊後大野市大野町にある飛行場。滑走路長800mである。
1992年に豊肥地区農道着陸場(空港種別では場外離着陸場)として開業。1988年にはじまった農林水産省の農道離着陸場整備事業(通称:農道空港)の一つとして建設された。 京浜地区に高付加価値の農作物を供給する事、それによる農業の振興・地域の活性化が目的とされた。直接京浜地区まで飛べる飛行機は飛ばせない為、近隣の大分空港を経由して羽田空港まで運ばれる。
1997年に人員輸送も可能な「その他の飛行場」に格上げされ、現在の名称に変更された。 定期便は無く、県の防災ヘリと大分空港までのチャーター便、貸切飛行で福岡空港や鹿児島空港などの近隣の空港へのプロペラ機での人員輸送が主である。
[編集] データ
- 種類:公共用その他飛行場
- 位置:北緯33゜01`34゛、東経131゜30`20゛
- 標高:235.0m
- 誘導路:総延長60m、幅9m
- エプロン:コミューター用3バース、防災ヘリ用1バース、小型機用6バース
- ターミナル施設:格納庫290㎡、旅客ターミナルビル
- 運用時間:8:30~17:00