大人買い
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大人買い(おとながい)とは、金銭的に裕福な人(大人)がその経済力に物を言わせ、食玩などパッケージを開封しないと中身が分からないおまけ入り商品を大量に購入することをいう。箱買い、ケース買いとも呼ばれる。
子供を対象に販売した(おまけ入り)商品を大人が購入する様から大人買いと呼ばれるようになったと言われる。しかしその一方で、いわゆる「レア」や「シークレット」を確実に当てるために大量購入した結果として大量の「ダブり」を生じることや、子供の列に大人が混じって購入すること、中のアイテムによって一喜一憂する姿から、「大人気ない買い方」が転じたともいわれる。 心理的側面から見た場合、子供の頃に経済的な理由からそうした商品を満足に手にすることができなかったことのフラストレーション、そして大人になったことで自由に商品を購入できるようになったことのカタルシスとの相乗効果によるものと考えられる。
言葉の発生の経緯は定かではないが、かってに改蔵で取り上げられた事がこの言葉が広く知れ渡るきっかけとなった。