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夏侯称(かこうしょう、生没年不詳)は、魏の人。夏侯淵の三男。字は叔権(叔權)。
子供の頃から戦争ごっこを好み、武術に優れていた。特に弓の腕は抜群で、16歳にして虎を一矢で射殺している。 礼節にも優れており、宮中で評判だったという。曹操の息子の曹丕とは身分を超えた対等な親交があった。 18歳で死去したとされる。父譲りの武勇は曹操から高い評価を受けており、長命すれば軍の中核になっていた可能性が高い。
なお夏侯称という人の存在について、三国志演義には全く言及がない。