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夏侯和(かこうか、またはかこうわ、207年?-?)は、魏の武将。夏侯淵の七男(三国志演義では四男)。字は義権(義權)。
才知に優れた人物で、蜀との戦いで活躍した。これらの功績などもあって、太常・相国左司馬などを歴任した。『世語』によれば、才気にあふれた人物で、特に弁舌に優れており、彼の弁舌に勝てる者はおらず、またそれを聞いた者は、爽やかな気分になったと言われている。
没年は詳しくわかっていないが、西晋の司馬炎の時代までは生きていたと言われている。