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増長天(ぞうじょうてん)は四天王の1人で、古代インド神話に登場する鬼神virudhaka(ヴィルーダッカ)。ヴィルーダッカとは「大きく育つ」という意味であり、増長天の和名はここから来ている。
仏教に包括された後は仏の住む世界を支える須弥山(しゅみせん)の4方向を護る四天王の1人として南の方角を守護する。
増長天は口を大きく開けて叫ぶ明確な憤怒の相を表しており、一般的に長槍(矛)を持って邪鬼を踏みつける姿が一般的である。
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