土佐道路
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土佐道路(とさどうろ)は、高知県高知市内を通る国道56号のバイパス道路である。
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[編集] 概要
土佐道路としての区間は、高知市桟橋通3丁目交差点から同市朝倉戊(荒倉交差点)までである。この道路は早くから慢性化していた同市中心部の渋滞緩和、並びに鏡川南岸地域の都市開発を目的として建設された。
1971年に事業着手し、それから31年後の2002年に全線開通した。基本的に4車線道路であるが、途中に筆山トンネルを介する桟橋通3丁目~大原町の区間は暫定2車線道路である。現在、筆山トンネルの第2期工事を含む暫定2車線区間の4車線化工事が進められている。
2005年初めには、高知市中宝永町交差点(国道32号との交差点)から桟橋通3丁目交差点までの区間も国道56号に編入された。これにより、同市曙町1丁目で国道33号から分岐し、JR朝倉駅前を経由して荒倉交差点に向かっていた片側1車線の旧ルートは、曙町1丁目~針木東町間が高知県道38号高知土佐線に、針木東町~荒倉交差点間が高知市道にそれぞれ変更された。
[編集] 路線データ
- 路線区間:(起点)高知県高知市桟橋通3丁目交差点 (終点)同県同市朝倉戊
- 路線距離:8.1㎞
- 路線車線:4車線(桟橋通3丁目から大原町までは暫定2車線)