喜連川頼氏
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喜連川 頼氏(きつれがわ よりうじ、天正8年(1580年) - 寛永7年6月13日(1630年7月22日))は、足利義明の次男・足利頼淳(頼純)の次男で、足利国朝の弟に当たる。喜連川義親の父。
1593年、兄の足利国朝が文禄の役で九州に赴く途上の安芸国で病死したため、兄の正室であった足利義氏娘の足利氏姫と再婚することで足利氏後裔喜連川氏の名跡を継いだ。1600年の関ヶ原の戦いでは頼氏は出陣しなかったが、戦後に徳川家康に対して戦勝を祝う使者を派遣したため1000石を加増され、喜連川藩が立藩された。
喜連川藩の知行地はわずか5000石弱に過ぎなかったが、江戸幕府を開いた徳川家康から足利氏の名族としての伝統を重んじられ、10万石並の国主格大名の待遇を受けた。
- 喜連川足利氏(喜連川藩2代)藩主
- 1593~1630
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- 先代:
- 足利国朝
- 次代:
- 喜連川尊信