商業経済検定
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商業経済検定(しょうぎょうけいざいけんてい)とは、全国商業高等学校協会が主催する、ビジネス、流通、経済等に関する検定試験である。
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[編集] 受験資格
特になし。ただし、商業高校生が主な対象である。
[編集] 試験日
- 毎年2月第1日曜日
[編集] 受験料
- 1科目につき1,000円
[編集] 実施科目
本試験は、以下の5科目により実施され、それぞれ該当科目の教科書より出題される。
- ビジネス基礎
- マーケティング
- 商品と流通
- 国際ビジネス
- 経済活動と法
それぞれの出題内容の概略は、全国商業高等学校協会のページに記載してある。
[編集] 合格点
- 各科目とも70点以上(100点満点)
[編集] 級認定方式
本試験は、全国商業高等学校協会が主催する他の試験と異なり、変則的な級認定方式を実施している。
- 1級:「マーケティング」「商品と流通」「国際ビジネス」「経済活動と法」の4科目のうち2科目合格
- ただし、2科目のうち1科目は、2級合格科目を充てることができる。
- 2級:「マーケティング」「商品と流通」「国際ビジネス」「経済活動と法」の4科目のうち1科目合格
- 3級:「ビジネス基礎」合格
[編集] 合格者の特典
- 本試験は、日本商工会議所主催の販売士検定と連携しており、合格すると次の特典がある。
- 「ビジネス基礎」「マーケティング」の2科目合格者:販売士検定3級科目「マーケティング」免除
- 上記のほか、その他の1科目を加えた3科目合格者:販売士検定3級科目「販売・経営管理」免除
- ただし、販売士検定3級試験は、科目合格制度ではない。
- また、本試験の実施する5科目全部に合格すると、特別に表彰される制度が2005年度より実施されている。