南部晴継
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南部 晴継(なんぶ はるつぐ、1570年(元亀元年) - 1582年(天正10年))は、陸奥の戦国大名・南部氏二十五代当主。南部晴政の子。1577年、北信愛を烏帽子親として元服している。家督相続の時期に関しては、1573年・1577年・1582年の3説がある。実際家督を相続したのは、父・晴政が隠居した1573年説が有力視されている。 1582年、父の晴政が病没したために家督を継いだが、父の葬儀を終わらせて帰城する途上で、暴漢に襲われて一命を落としたといわれている。この暴漢は、家督を狙っていた南部信直が指揮していたものとも、九戸政実が指揮していたものとも言われている。