協同クレジットサービス
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種類 | 株式会社(UFJニコスを存続会社とする合併により2006年10月1日消滅) |
本社所在地 | 東京都千代田区内神田1-1-12 |
設立 | 1983年2月1日 |
業種 | クレジットカード |
事業内容 | クレジットカード業務・信用保証業務 |
売上高 | 987億円 (2005年度) |
関係する人物 | 片山健(社長) |
外部リンク | www.jacard.co.jp |
協同クレジットサービス(きょうどう- 英文表記:Kyodo Credit Service Co.,Ltd)は、かつて存在したクレジットカード会社で、農林中央金庫が出資していた。通称は「協同クレジット」。カードブランドは「KC(Kyodo Card=協同カード=)」で、カード名は「JAカード」。社名は「農業協同組合」から。
国際ブランドはVISAカード・MasterCardがプリシリンパルメンバーとして、JCBカードはフランチャイズ会社として発行していた。2003年頃からJAバンクと共にサザエさん (テレビアニメ)を用いたCMをしていた。
2006年10月1日に、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)系の信販会社、UFJニコスと合併した。存続会社はUFJニコスで、協同クレジットサービスは解散した。また、2007年4月1日に、同社のクレジットカード会社、DCカードと合併し、「三菱UFJニコス」に商号を変更する予定である。
[編集] 合併に伴う措置
合併に伴い、従来のJAカードの扱いおよび合併以降の新規申し込み等については次のようになる。
- VISA/MasterCardブランドについては、有効期限をもって強制解約となる。ただし、2006年10月から2007年9月の間に有効期限が来るカードについては、1年間の期限延長という形で切替のカードが来たのちに、切替後の有効期限をもって解約となる。それまでは、基本的に従前通りとなる。
- JCBブランドについては、2006年10月1日付で旧UFJカード発行のJCBに準ずる扱いとなる。有効期限到来後の切替カードは、旧UFJカード発行のJCBと同一の内容となり、これまであった独自のデザインのものは発行されない。
- キャッシュカード一体型のものについては、ブランドにかかわらず、上記の条件によるクレジット部分の強制解約ないし切替と同時に、キャッシュカード部分を再発行依頼しなければいけない。
- 2006年10月1日からは、新たにNICOS/VISAブランドのJA CARDの発行を開始する。このカードの発行会社は、秋田日本信販などの地方会社がある場合は当該地域会社、ない場合はUFJニコスが発行会社となる。従前からの利用者も新たに申し込む必要がある。
[編集] その他
ICカード利用に対するポイントサービス、Plet'sに参加していたが、オールワンICカードで提供していたUFJ銀行(当時)に続いて、2006年5月31日でユーシーカードとともに参加終了した。(JAカードのみで、合併先のUFJカードは含まれない。)
[編集] 外部リンク
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