千葉教会
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千葉教会(ちばきょうかい)は、千葉県千葉市中央区市場町にある日本基督教団の教会。1879年(明治12年)創立の伝統ある教会である。
教会堂は1895年(明治28年)竣工、当時日本に設計事務所を持っていたドイツ人建築家リヒャルト・ゼールの設計によるもので、木造一部塔屋付きの二階建、基礎は煉瓦及び石造り、外壁は下見板張りの、窓や出入口上部の尖頭アーチ型に特徴のある本格的な洋風建築である。正面右手に高さ約14メートルのゴシック風尖塔が付いていたが1917年(大正6年)に台風のため倒壊した。残されている写真から、尖塔がこの建物の魅力を高める要素となっていたことがうかがえ失われたのが惜しまれる。内部は、折上げられた板張りの天井をハンマービームで支え、7メートルを超えるスパンによって生じるスラストに対しタイバーで補強している。開口部はやはりゴシック風ポインテッドアーチであり、四葉飾りのトレーサリーが付いた本格的なもので、また細部のさまざまな装飾もこの建物の魅力となっている。1975年12月12日に千葉県の有形文化財に指定された。
[編集] 所在地
千葉県千葉市中央区市場町9-20
[編集] 交通アクセス
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