千歳郡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千歳郡(ちとせぐん)は、北海道の石狩支庁管内にかつて存在した郡。区域は、現在の千歳市と恵庭市であったが、1970年に消滅した。
[編集] 沿革
- 1869年 国郡設置により、胆振国千歳郡として誕生する。
- 1880年 千歳郡各村戸長役場(今の千歳市)が開庁する。
- 1897年 支庁制が施行され、札幌支庁(今の石狩支庁)の管轄となる。また、この年には千歳郡各村戸長役場から漁村外一村戸長役場(今の恵庭市)が独立する。
- 1906年 漁、島松の両村を合わせて恵庭村とし、二級町村制を施行する。
- 1915年 千歳、烏柵舞、長都、蘭越の各村を合わせて千歳村とし、二級町村制を施行する。
- 1923年 恵庭村が一級町村制を施行する。
- 1939年 千歳村が一級町村制を施行する。
- 1942年 千歳村が町制施行で、千歳町となる。
- 1951年 恵庭村が町制施行で、恵庭町となる。
- 1958年 千歳町が市制施行で、千歳市となる。
- 1970年 恵庭町が市制施行で、恵庭市となったため、千歳郡が消滅する。