北海道道789号上志文四条東線
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北海道道789号上志文四条東線(ほっかいどうどう789ごうかみしぶんよじょうひがしせん)は、北海道空知支庁岩見沢市郊外から市街地へ南北へ走る一般道道(北海道道)である。
- 起点:北海道岩見沢市上志文町(=北海道道30号三笠栗山線交点)
- 終点:北海道岩見沢市4条東1丁目(=岩見沢市道4条通・北海道道6号岩見沢月形線交点)
- 総延長:6.2km
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[編集] 通過市町村
[編集] 北海道
[編集] 空知支庁
[編集] 主な接続道路
- 岩見沢市
- 北海道道30号三笠栗山線
- 国道12号=10条東1丁目
- 北海道道6号岩見沢月形線
[編集] 沿線環境
岩見沢市 当該路線は、岩見沢市道「中央通」として位置づけられている。これは開拓当初、北端に旧岩見沢駅が存在し、岩見沢市から栗山町を抜け夕張市へと続く「夕張通」として、この路線を中心に発展してきた経緯からである。なお、道道に認定されたのは1973年3月31日。 2004年、北海道道30号三笠栗山線の線形改良により、旧三栗線の一部を当該路線として、起点を南に1キロほど延長。
- 起点である上志文町から北上、しばらく田園風景が続く。旧三栗線との分岐点を左に折れ、利根別丘陵国有林の間を登っていく。アップダウンの激しい山道であり、岩見沢東高等学校のマラソン大会コースとして利用されたり、岩見沢市サイクリングロードも分岐している。
- 3キロほど進むと道央自動車道の高架橋が見え、右手には住宅街が広がり始める。岩東高の移転新築をきっかけに住宅開発が始まった通称「見晴団地」である。分岐する上り坂が急な「東高校通」(通称:岩東坂)のバイパスとして近年「東山通」(通称:新岩東坂)が開通し、周辺にも新興住宅地開発がなされた。教育機関を始め高齢者福祉センターや保育園・コンビニエンスストアもあり、便利な地域となっている。
- 東高校通の麓には、明治時代から昭和40年代にかけて、温泉旅館「玉泉館」が営業していた。閉館後30年近く放置され荒れ地となっていたが、岩見沢市が買い取り立派な日本庭園公園として再整備、市民の憩いの場となっている。
- 岩見沢市役所前は、東山総合公園・鳩が丘記念緑地・北海幹線用水路上親水公園と一体となった空間が広がる。かつては東山総合公園に温水プール・市営球場・陸上競技場があったが、市の方針で温水プールと市営球場がそれぞれ移転し、跡地は街中でありながらリスなどの小動物がみられる緑豊かな公園として整備された。陸上競技場は、2007年の完成をめざし新築工事中。鳩が丘記念緑地は、開基110周年・市制50周年を記念し1993年に整備。記念モニュメント「和を捧ぐ」が中央にそびえる。
- 国道12号以北は、市街地を北上するわけだが、かつての夕張通の賑わいは見る影もなく、商店や住宅が広がるのみである。市内の幹線道路でも交通量が多い。