北川悦吏子
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北川悦吏子(きたがわ えりこ、1961年12月24日 - )は、テレビドラマの脚本家。
[編集] 略歴
- 岐阜県美濃加茂市出身。
- 岐阜県立加茂高等学校、早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。B型。
- 1989年、『月曜 女のサスペンス』(テレビ東京系)で脚本家デビュー。ペンネームの「月島水樹」名義で執筆した作品もある。
- 『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)の「ズンドコベロンチョ」(1991年)で注目され、1992年、『素顔のままで』(フジテレビ系)で開花。
- 以降、恋愛ドラマを中心に秀作を連発し、脚本界の“恋愛の神様”と呼ばれる。
- 北川の書くドラマは、制作側の期待度を反映して多くの人気俳優が出演するため、一見派手で空疎な恋愛劇と捉えられがちだが、その射程は社会的弱者の本音にも及ぶ、包括的で現実的な愛である。
- エッセイストとしての著作、『君に話した言葉』などの詩集も多数。
- 『10 minute diary』は雑誌ヤングユーにて漫画化、ウェブサイトにてドラマ化され、ウェブドラマ第四話では北川自身が初メガホンを取り監督デビューを飾った。
- B'z、松任谷由実、小田和正などの大ファンとして有名。
[編集] 脚本作品
- 世にも奇妙な物語「昔みたい」「伝言板」「大蒜」ほか10作(フジテレビ系)
- 素顔のままで(1992年、フジテレビ系)
- その時、ハートは盗まれた(1992年、フジテレビ系)全5回
- チャンス!(1993年、フジテレビ系)※両沢和幸(沢村一幸)、岡田惠和、田辺満との共同脚本。北川氏は1、4、7、10、12話を担当。
- あすなろ白書(1993年、フジテレビ系)
- "あすなろ白書"をもう一度(1993年、フジテレビ系)
- 君といた夏(1994年、フジテレビ系)
- 愛していると言ってくれ(1995年、TBS系)
- ロングバケーション(1996年、フジテレビ系 )
- 最後の恋(1997年、TBS系)
- Over Time-オーバー・タイム(1999年、フジテレビ系)
- ビューティフルライフ(2000年、TBS系)
- Love Story(2001年、TBS系)
- 空から降る一億の星(2002年、フジテレビ系)
- オレンジデイズ(2004年、TBS系)
- たったひとつの恋(2006年、日本テレビ)