内国産馬
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内国産馬(ないこくさんば)とは出生地が日本国内である競走馬のことである。
当該馬の出生地が日本国内であれば、父馬および母馬の出生国や競走生活を送った国とは関係なく内国産馬とされる。父が内国産馬である内国産馬を父内国産馬と言う。
なお、母馬が胎内に仔馬を宿した状態で輸入され、日本国内で産まれた馬を持込馬といい、かつては外国産馬として扱われていたが、現在は内国産馬として扱われる。
内国産馬のうち、出生地が九州地方である馬のことを九州産馬という。
[編集] 例
- スペシャルウイークは内国産馬として扱われる。
- エルコンドルパサーはアメリカで生まれた後に日本に輸入されたので外国産馬として扱われる。
- アドマイヤコジーン:父コジーン(アメリカで供用される種牡馬)、母アドマイヤマカディ(日本産)
- アドマイヤコジーンの母アドマイヤマカディはアメリカに輸出されコジーンを種付けして日本に帰国し、日本でアドマイヤコジーンを出産したため、アドマイヤコジーンは持込馬として扱われる。
- トウカイテイオーは父シンボリルドルフも日本で生まれ、自身も日本で産まれたので父内国産馬として扱われる。
- テンカタイヘイの母フジャブは日本でブライアンズタイムを種付け後、アメリカに輸出されアメリカでテンカタイヘイを出産したが、テンカタイヘイは当歳のうちに日本に輸入されたため、持ち込み馬として扱われる(外国産馬の項を参照のこと)。