児童館
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児童館(じどうかん)とは、児童福祉法第40条に規程されている児童厚生施設の一つ。
地域の子供(0歳~18歳の子ども)に健全な遊びを与え、子供の健康を増進し、情操を豊かにすることを目的として設置される屋内型の児童館、屋外型の児童遊園である。
児童館には、小型児童館、児童センター、大型児童館A・B・C、その他の児童館がある。
最近は、各地にさまざまな形の児童館が誕生している。
(東京・こどもの城) (福井・福井県児童科学館 エンゼルランド福井) (兵庫・大型児童センター フレミラ宝塚) ・・・など。
児童館にはその種類によって、集会室、遊戯室、図書室、静養室のほか、相談室、創作活動室、パソコン室、児童クラブ室、宿泊室、浴室、食堂などの宿泊設備、ギャラリー、劇場、プールなどが設けられており、専門の指導員(「児童の遊びを指導する者」、旧児童厚生員)によって季節や地域の実情などに合わせ健全な遊びの指導を行っている。
また、こども会、母親クラブ(みらい子育てネット 地域活動連絡協議会)、放課後児童クラブ(学童クラブ)などの地域組織活動の基地としてその育成指導を行うとともに、地域の実情に応じて、放課後児童の居場所づくりとして、保護育成指導をおこなっている。