信用協同組合
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信用協同組合（しんようきょうどうくみあい、Credit Cooperative）とは、日本において預金の受け入れ、資金の移動や貸し出し(融資、ローン)、手形の発行などを行う金融機関の一つである。現在の根拠法である中小企業等協同組合法の制定以前から信用組合という呼称が一般的であり、信組（しんくみ、しんそ）と略称される。
中小企業等協同組合法第3条に規定された中小企業等協同組合の一つで、第9条の8で事業分野が規定されている。
基本的には銀行や信用金庫と同様の業務を行っており、小切手法においては銀行と同視されている。信用金庫と同じ非営利組織（組合組織）であるが、次のような相違点がある。
- 地域だけでなく、職域や業種ごとに設置されていることも多い。
- 業務対象範囲が信用金庫より限定されている（会員個人や中小零細企業 = 原則従業員数300人、または資本金3億円、業種によってはさらに小規模な企業に限定 = に預金も融資も限られる）
銀行や信用金庫との相違など、詳細は、外部リンク「全国信用協同組合連合会」「社団法人全国信用金庫協会」サイトを参照。
イメージガールは1998年より8年間タレントの遠藤久美子を起用し、2006年より本仮屋ユイカを起用している。全国統一マスコットキャラクターに女子職員を模した「くみちゃん」がある。
一部の信用協同組合の間では、相互のATM利用手数料を無料化するサービス「しんくみ お得ねっと」が実施されているほか、セブン銀行とのコンビニATMによる提携（片乗り入れ）も実施されている。
2005年3月、大分県信用組合が杵築信用金庫を吸収合併した。信用協同組合が信用金庫を吸収した珍しい事例である。 信用金庫が銀行を吸収合併することも法的には可能だが、事例がない。
