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作家主義(さっかしゅぎ)とは、映画を単に娯楽のために消費されるだけのものではなく、映画を美術、音楽、文学などの芸術作品と同じように、監督(作家)による表現手段、表現物と見なすべきだとする考え、主張。従って、作家主義によれば、映画において最も重要視されるべきは、出演している俳優達やシナリオ・脚本ではなく監督だと言うことになる。
アンドレ・バザンによって提唱され、その思想的な子孫であるヌーヴェルヴァーグの作家達によって主張、実現された。