出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐ノ山部屋(さのやまべや)は、かつて存在した相撲部屋。
もともとは高砂系の部屋だったが、1955年に先代の遺弟子で高砂部屋所属だった朝響信親が部屋を再興した。しかし、1960年2月に親方は死去し、弟子たちは高砂部屋に引き取られた。
その後、佐ノ山を襲名した高砂部屋の小結國登国生が、十両に昇進したばかりの先代弟子だった栗家山恵三をつれて1961年に部屋を再興、栗家山を幕内に昇進させたが、まもなく廃業、それとともに部屋を閉じ、親方は高砂部屋にもどった。