低アミロース米
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低アミロース米(ていアミロースまい)とは、通常のうるち米に比べてアミロースの含有量が少ない米である。粘りが強く、冷めてもあまり食味が低下しないのが特徴である。
うるち米には20パーセント前後のアミロースが含まれているが、低アミロース米には10パーセント前後しか含まれない。なお、もち米のアミロースは0パーセントに近い。
[編集] アミロースとアミロペクチン
米のデンプンはアミロースとアミロペクチンに分けられる。アミロースが少ない米は相対的にアミロペクチンが多くなる。アミロペクチンが多いとデンプンの粘性は高まる。
[編集] 低アミロース米の品種
- 彩(あや)
- スノーパール
- たきたて
- ねばり勝ち
- ミルキークイーン
- ミルキープリンセス
- 夢ごこち
- イクヒカリ(育光)