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1999年6月11日に、千葉県習志野市の京葉銀行津田沼支店に猟銃を持った男が現れ、支店長を人質に取り、銀行に立て籠もった事件。警察の説得により人質は解放され、犯人は逮捕された。
現場には千葉県警察の特殊急襲部隊(SAT)が出動し、突入に備えて待機していたと言われている。
この事件は、結果的に犯人との交渉で解決したが、当時の千葉県警察刑事部は銃器で武装し、人質を取った犯人に対処できる部署が無かったため、対テロ特殊部隊であるSATに、出動要請せざるを得なかった。
この事件を教訓として、機動捜査隊に突入救助班(ART)が創設された、と言われている。