中ソ友好同盟相互援助条約
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中ソ友好同盟相互援助条約(ちゅうそゆうこうどうめいそうごえんじょじょうやく)は、ソビエト連邦が1949年10月に成立した中華人民共和国と結んだ、軍事同盟と技術協力など、広範囲にわたる協力関係を構築する為の条約。1950年2月調印。30年期限。
両国はそろって1961年7月に朝鮮民主主義人民共和国と中朝相互援助条約、ソ朝軍事同盟を締結し、3カ国で緊密な同盟になると考えられたが、直後に表面化した中ソ対立によって両国の友好関係に終止符が打たれた。その後もこの条約は有効であったが、1979年1月に米中国交正常化すると、4月に中国がソ連に対して更新拒否を通告し、翌1980年失効した。
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