世にも奇妙な物語 秋の特別編 (2006年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
世にも奇妙な物語 秋の特別編 （2006年） (よにもきみょうなものがたり あきのとくべつへん)は、2006年10月2日に放送されたオムニバスドラマ。世にも奇妙な物語最新作。前回の15周年の特別編に引き続き、アバンストーリーが製作された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 鏡子さん（きょうこさん）
[編集] ストーリー
「鏡子さん、鏡子さん私を綺麗にしてください」というと鏡子さんが出てきて綺麗にしてくれるというおまじないがある。 その鏡子さんは実在し、それは主人公の母親で、しかも院長と刑事によって殺されていたことを知る。主人公はおまじないをしたことによって鏡子さんに襲われるが、鏡子さんはこの研修医が自分の娘であることに気づき主人公は助かる。しかし、その後突然現れた刑事によって殺されてしまう。その後、「いずみさん、いずみさん私を綺麗にしてください」という同じようなおまじないが流行る。主人公もまた鏡子さんのようになってしまった。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 脚本：中村樹基
- 演出：木下高男
[編集] 部長OL
[編集] ストーリー
ある会社に勤めるＯＬ（園田亜季）は、この日も部長（松平正継）と対立していた。 部長に屋上に呼び出された亜季たち2人は、雷にうたれる･･･。 その後、自分たちが入れ替わったことに気づく。 それから2人は入れ替わったまま数日を過ごす。 外が雷がなっていることに気づき、2人は、また屋上へ行き、雷に打たれるのを待つ。 その時、課長が来た。その時3人は雷に打たれる。 部長は元の自分に戻ったものの、今度は課長と亜季が入れ替わってしまう･･･。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 原作：小椋久雄
- 脚本：小川みづき
- 演出：佐藤源太
[編集] 昨日公園
[編集] ストーリー
とある公園でキャッチボールをしている陽介と隆男。隆男は途中で配達が残っていると配達へ向かう。その日の夜、典子から”隆男が夕方石段を踏み外し死んだ”と電話があった。 悲しみに暮れる陽介。昨日キャッチボールをしていた公園のベンチに座ってボンヤリしていた。するとどこかからボールが転がってきた。不思議に思った陽介がそれを拾い上げる。気が付くと、そこは公園だった。後ろから死んだはずの隆男の声が聞こえる。なんと陽介は昨日へタイムスリップしたのだ。隆男を助けようと試みる陽介。だが・・・
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 演出：佐藤久美子
- 脚本：三木康一郎
- 原作：朱川湊人
[編集] 猫が恩返し
[編集] ストーリー
柏木絵美は唯一の祖母を亡くした悲しみから立ち直れないでいた。そんな絵美の家族は飼い猫のクロだけ。祖母の死から三ヶ月がたったある日、突然姿を消したクロを探している途中、寒さに震えながら倒れていた男を見つける。絵美は自宅に連れて帰り、介抱することにする。だが、その男は自分の名前を知っていたり、祖母がなくなったこと、祖母の口癖など知るはずもない事を数多く知っていた……。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
[編集] 家族会議
[編集] ストーリー
高野家は家族旅行の帰り、車で移動中にダンプカーに衝突し、妻の伊都子、夫の悟、娘の真里は重症をおう。
翌朝、目覚める伊都子。そこは高野家の寝室で、夫・悟の姿があった。娘の真里も起きてきた。三人は、ある時聞こえてきた、謎の声について話し始める。それは、「三日後の午前零時までに、三人のうち一人を殺せ。決められないのであれば、三人全員が死ぬこととなる。自殺は不可能。家族会議をして決めろ。」というものだった……。シリアスタッチの中にも、心温まるストーリー。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- 脚本：保田良太
- 演出：星田良子
[編集] アバンストーリー
こちらを参照。
